404 ドメインの
商品データ AI 可読性。
人が読めばわかる仕様表も、AI には文脈の取れない文字列として渡ります。

4K の高画質記録に対応し、堅牢性と機動性を両立した業務用モデルです。 幅広い撮影環境でお使いいただけます。
| 撮像素子 | 1型 CMOS 単板 |
| 記録フォーマット | 4K/59.94p, HD/59.94p ※1 |
| 記録メディア | SDXC ×2 |
| 質量 | 約 2.3kg(本体のみ) |
| 動作温度 | −5〜40℃ *2 |
ページに書かれているのは一続きの文字列です。どこまでが項目名で、どこからが値で、 単位が何かが決まっていません。
* 型番・数値は説明用のダミーです。
値が数値として取り出せます。AI は「4K 60p」という条件と、そのまま大小を比較できます。 青い値は、左の散文からは取り出せないものです。
BtoB 調達業務で AI 検索を活用するバイヤーは、すでに 40% です。AI が答えるときの材料は、製品データ ── 仕様が機械可読な形で書かれているか、互換表があるか。
* 40% は Deloitte「Agentic commerce: the future of B2B commerce」(2026 年 6 月 26 日)。調達業務で AI エージェントをすでに利用していると回答した割合です。
仕様はカタログ PDF と HTML の本文に書かれています。ただ、どこまでが項目名で、 どこからが値で、単位が何かが決まっていません。
AI が比較・推薦できる形に商品データが整理されているかを、国内メーカーを中心とした 404 ドメインで測りました。分かったことは 5 つです。
- 01Product の構造化データがあるのは 4%。型番が SKU / GTIN として認識される状態にあるのは 1% です。
- 02一方で、寸法・材質・規格といった絞り込みに使う属性は、70% のサイトの HTML に書かれています。81% はカタログ PDF も公開しています。書かれていないのではなく、パラメータとして取り出せません。
- 03検索キーワード数は 18 か月で中央値 −66.6%。99% の会社で減り、84% は半分以下になりました。
- 04同じ期間に AI 回答での言及数は中央値 +81.2%。96% の会社で増えています。業界共通の変化です。
- 05商品データ AI 可読性の中央値は 100 点満点の 30 点。第 1 四分位 25、第 3 四分位 35。分布は狭く、各社ともほぼ同じ位置にいます。
書かれてはいます。
取り出せないだけです。
1 ドメインあたり最大 5 ページを解析し、いずれか 1 ページでも条件を満たしたドメインの割合です。
属性は 7 割のサイトに書かれているのに、型番が識別子になっているのは 1%です。型番が文章に混ざっていると、属性は製品に紐づきません。
検索は減り、
AI 回答での言及は増えています。
99% の会社で減少し、84% は半分以下になりました。業界共通の変化です。
96% の会社で増加し、39% は倍以上になりました。合計では月あたり 28,019 件から 45,003 件へ、61% 増えています。需要側の動きを反映しています。
中央値は
100 点満点の 30 点。
AI が比較・推薦できる形に商品データが整理されているか。schema.org Product・Agentic Product Protocol・UCP Catalog 等の主要なオープン標準規格に基づくスコアリングです。 B2B では価格・在庫は対象外としています。
n=299 ・ 42% のドメインが 30 点未満。分布は狭く、各社ともほぼ同じ位置にいます。
どう測ったか。
何を測っていないか。
対象
国内メーカーを中心とした 404 ドメイン。監査 184 件を通じて収集しました。指標ごとに測定できたドメイン数は異なり、本文中に n として明示しています。
商品データ AI 可読性
各ドメインで最大 5 ページを取得し、JSON-LD ブロック、Product / ProductGroup ノード、sku・gtin・mpn などの識別子、HTML 上の属性の深さを解析しました。取得は公開 URL への HTTP GET で、必要に応じてページのレンダリングを行っています。
検索キーワード数
商用データベースによる推定値(日本・2025-02 → 2026-07)です。2 時点を比較し、開始時点のキーワード数が 50 未満のドメインは母集団から外しました。
AI 回答での言及数
ChatGPT・Perplexity・Google Gemini・SearchGPT を対象に、各 6 か月を比較しました。2025 年 9 月〜2026 年 2 月の月平均と、2026 年 3 月〜7 月の月平均です。比率の中央値は、開始期間の言及数が 3 件以上あるドメインに限っています。
除外したもの ・ 部分月
監査の実行日が月の途中だと、その月は数日分しか計上されません。これを含めると AI 回答での言及数の変化が逆符号で出ます。集計には完全な月だけを使い、直近の不完全な月は除外しました。
除外したもの ・ ファイル存在チェック
llms.txt や /.well-known/ucp の有無は、当初の判定にリダイレクトを追ってしまう欠陥がありました。未知のパスをトップページへ転送するサイトが誤って合格になるため、本レポートの集計からは外しています。
分析上の前提と限界
- ドメインあたり最大 5 ページの標本です。サイト全体を網羅したものではありません。
- 検索キーワード数と AI 回答での言及数は商用データベースによる推定値で、実測のアクセスログではありません。
- WAF によって当社からの取得が拒否されたページは、商品データ AI 可読性の集計に含まれていません。
- 測定は特定時点のものです。以降にサイトが更新されていれば、現在の状態とは異なります。

